関市平賀町の長尾辰男さん(80)は、若い時から木工細工が好きで、中でも木彫りの彫刻が特に好きだったとのこと、5~6年前に円空彫りに興味を覚え、円空の作品をまねして彫り始めたとのことでした。円空は流木などを利用して彫刻していたようですが、長尾さんは、市内の建材店からヒノキ、松、杉なの切れ端を買ってきているとのことでした。
これまで、10センチ位の大きさから1メートル位までの作品を150体以上彫り、知り合いの住職に頼まれて、和歌山県の寺に約70体、武儀町の寺に約40体を寄贈したこともあるとのことでした。
最近は円空彫りを中断し、同じ木彫りですが、2センチほどのどんぐりの形に削り、また、中をくりぬいて小さな虫が顔を出すような作品を作っているとのことでした。どんぐりの形の表面に猫や犬の絵を描き、ニスを塗り、100円ショップで買ったストラップを付けて完成です。
欲しい人にはあげますよとのことでした。
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